グラブルでは、アビリティの効果が複数の効果を持つものがある。
例えば「回避」というアビリティは「ダメージ無効」と「弱体無効」が合わさったような効果となる。ダメージ無効は弱体を喰らうし、弱体無効はダメージを喰らう。回避と似ているけれど「幻影」はダメージは回避するけれど、全体攻撃は喰らう(弱体も当然喰らう)。
さて、検索するときの事を考えてみる。
ユーザーが「ダメージをくらいたくない」と考えた時、「回避」で検索するのか「ダメージ無効」で検索するのか、どっちなのだろう?
「回避」が「ダメージ無効」と「弱体無効」を内包するのであれば、「ダメージ無効」で検索した場合、「回避」も検索結果にでてしかるべきなのではないだろうか?
「弱体無効」で検索した場合も同じ。弱体無効と共に、回避も検索結果に出て欲しいのではないだろうか?
例えば「攻撃UP」。今は「攻撃UP」「攻撃UP(別枠)」「攻撃UP(HP依存)」「攻撃UP(状況依存)」などと細かく分けているのだが、これは本当に必要なのだろうか?
単に「攻撃UP」で検索し、結果に全て含まれていて、詳細を見ると「HP依存」だったり「状況依存」だとわかった方がいい場合があるだろうか?
攻撃UPや防御UPに関しては、まだピンとくるかもしれないので、現状通りとしても、弱体や強化に関しては、アビの効果名称から実際の効果を想像できない場合もあるから、検索条件で「ダメージ無効」で検索し、「回避」が検索結果から除外されてしまうのはいかがなものなのだろう?
「アビリティ検索」を謳うのであれば、この辺りもカバーできなければいけないのではないだろうか?
「回避」以外、複数の効果を持つアビリティ効果はどれくらい存在するのか、ちゃんと把握しておく必要があるかもしれない。
ざっと思いつくのは、回避以外だと「活性」(再生とゲージUP)くらいか…。
逆に、「カウンター(回避)」は、「回避」と異なり、全体攻撃も弱体も無効にならないんだよな…。
検索条件に「単体攻撃をくらわない」「全体攻撃をくらわない」「弱体をくらわない」とか、そういう項目、要するに目的別の検索があるべきか。そうだとすると、検索条件のリストの出し方を工夫する事でこの部分はカバーできるかもしれないな…。下手に「回避」に「ダメ無効」「弱体無効」を両方持たせようとすると、ただでさえ多いデータ量が更に増える事になって、際限がなくなる。
目的別検索リストを作って、「単体攻撃をくらわない」を選ぶと、中分類に「回避」「ダメージ無効」「かばう」「回避カウンター」などの候補がでてくる方がいいような気がしてきた。当然、その為にはそれらを紐付けるテーブルなりを用意しなくてはならないが、利便性と開発、データ精査、維持を考えるとこっちの方が良さそうだ。
よし、この方向で考えてみるか。

